TAB(タブラチュア)のお話

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2019.09.27

タブ譜のお話①

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「タブ譜のお話」です。

以前TAB譜と五線譜のことについて書きましたが今回はもう少し突っ込んでTAB譜に関して掘り下げていきたいと思います。

タブ譜はTAB譜、タブラチュアとも言います。ギターやベース、ウクレレなどを弾く方はご存知だと思いますが弦楽器用の楽譜になります。五線譜と違って線が6本(ウクレレやベースは4本)あり、この線は弦を表しています。一番上の線が1弦(1番下の弦)、一番下の先は6弦(ウクレレの場合は4弦、1番上の弦)となります。

ギターやベース、ウクレレの演奏時五線譜だとピアノや管楽器などにはない困る場面があります。ギターやベース、ウクレレにあってピアノや管楽器にないものってなんでしょうか?

ギターやベース、ウクレレは例えば中央の「ド」にあたる音が2~3箇所あります。
ピアノや管楽器は1箇所しかありません。そのため五線譜を見て弾く際、同じ音が2~3箇所の場所で弾けるためどこで弾くかを考えなければいけません。

実際にはそういった場合は譜面に何弦で弾くかの指定がローマ数字でしてありますが、その事自体が五線譜の限界を示していると言えるでしょう。
ギターやベース、ウクレレの演奏者にとって、タブ譜の場合どの弦のどの場所(フレット)を押さえるかが一目瞭然ですし、バンドスコアや教本は基本的にはTAB譜なので、初心者~中級者はタブ譜を読む方がほとんどです。

ただし、上級者やクラシックギターなどを弾く方だと五線譜も使う機会は多いです。

専門書やジャズ、クラシックの譜面、仕事での譜面は他の楽器と演奏したり、作曲者、編曲者が五線譜で書くためタブ譜以外の譜面も読める必要が出てきます。
ギターやベース、ウクレレの演奏者にとっては五線譜の方が難しいので五線譜の方が格が高いような印象をもってしまいますが、譜面の歴史上、五線譜に引けを取ることはありません。

次回からはそんなTAB譜の歴史についても書いていきたいと思います。

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